ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、印象的なルーキーイヤーを再開させる準備が整っているようです。
『NBA.com』によれば、ウィリアムソンはオーランドでの8試合のレギュラーシーズンにおける目標について、次のように語りました。
「答えは簡単だ。僕たちはプレイオフ進出を目指し、8試合のうちに完全な状態に戻ろうとしている」
1月22日(日本時間23日)のサンアントニオ・スパーズ戦でデビューを果たしたウィリアムソンは、3月11日(同12日)にシーズンが中断されるまでの間に19試合に出場し、平均23.6得点、6.8リバウンド、2.2アシスト、フィールドゴール成功率58.9%を記録しました。
早くもペリカンズのスターとして期待されているウィリアムソンは、コートの外でもリーダーシップを発揮しようと取り組んでおり、「再びチームメイトと絆を深め合って準備している」と語っています。
「彼らと話し合い、”僕たちがこれを乗り越えるんだ”と言って、戦いに行くだけ。僕もその準備をしている限りは、コンディションを整え、スキルを磨いていくだけさ」
現在、ペリカンズは28勝36敗でウェスタン・カンファレンス10位につけており、同9位のポートランド・トレイルブレイザーズと並んで、同8位のメンフィス・グリズリーズを3.5ゲーム差で追う状況となっています。
激しい8試合を戦い抜くにあたって、ウィリアムソンは全員が健康であればチームがどのようになれるか語りました。
「皆が健康なら、このチームは本当に特別な存在になれると思う。僕たちが一丸となり、オーランドの中で精神面と戦うだけのことさ」
彼らにとって良いニュースがあるとすれば、ペリカンズはシーズンを再開させるにあたってどのチームよりも有利な日程を持っているということです。
最初の2試合はウェスト4位のユタ・ジャズ、同2位のロサンゼルス・クリッパーズと続きますが、3試合目はグリズリーズとの直接対決の機会があり、以降は全ての試合が現時点でプレイオフ進出圏外にあるチームとの対戦となっています。
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2019-20シーズン再開後に”有利”な日程のチームと”不利”な日程のチーム
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ウィリアムソンがシーズン前半を負傷離脱していたこともあり、新進気鋭のスターのルーキーイヤーをもっと見たいと思うファンも少なくないでしょう。
彼らにはそのチャンスが大いにあるため、そのチャンスを活かすことができるかどうかが見どころです。