ヒューストン・ロケッツのスターであるラッセル・ウェストブルックが、オーランド出発前に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことを、ツイッター上で発表しています。
チームのオーランド出発前に新型コロナウイルスの陽性反応が出た。今は体調も良く、隔離されているから、回復後にチームメイトと合流することを楽しみにしている。皆の優しさやサポートに感謝しているよ。このウイルスを真剣に受け止めて、気をつけてほしい。マスクを着用するように!
— Russell Westbrook (@russwest44) July 13, 2020
『Houston Chronicle』のジョナサン・フェイゲン記者によれば、ロケッツの選手の中ではウェストブルックのほか、ジェームズ・ハーデンとルーク・バー・ア・ムーテもオーランドに出発していないと報告されていますが、マイク・ダントーニ・ヘッドコーチはその詳細について明らかにしていません。
ダントーニHCは彼らが”数日で”合流するだろうとコメントしましたが、新型コロナウイルスに感染したウェストブルックは状況が異なるでしょう。
ウェストブルックがチームメイトと合流するためには、NBAが定めた健康と安全に関する規則に従い、ウイルスの検査で2度の陰性反応が確認される必要があります。
そしてオーランドに到着した後も、最初の48時間は他の選手たちと同じように隔離されなければなりません。
それらのプロセスを経た後で、ウェストブルックはようやくチームメイトとバスケットボールができるようになります。
ウェストブルックは自身の声明で「体調が良い」と述べていますが、ウイルスの症状が出ているかどうかは不明です。
もし症状が出ている場合は、彼のオーランドへの到着が数日以上かかる可能性があります。
とはいえ、NBAのシーズン再開までは2週間以上残っているため、まだウェストブルックの合流は楽観視することができるでしょう。
ロケッツ移籍後の1年目となった今シーズン、ウェストブルックは53試合(平均35.9分)に出場し、平均27.5得点、8.0リバウンド、7.0アシスト、1.7スティールを記録しています。