過去に3度のシックスマン賞を受賞したロサンゼルス・クリッパーズのルー・ウィリアムズは、今シーズンも60試合中52試合にベンチから出場し、平均18.7得点、3.1リバウンド、5.7アシストを記録しており、同賞の有力候補の一人として見なされています。
しかし、33歳のウィリアムズは自分の他にも、シックスマン賞に相応しい選手がいると考えているようです。
『ESPN』のオーム・ヤングミスク記者によれば、ウィリアムズはチームメイトであるモントレズ・ハレルを挙げ、「僕たちは犠牲を払いながらも成功を収めてきた」と語りました。
「二人ともがシックスマン賞に値すると思っている。同賞をトレズ(ハレルの愛称)と共有したいと心から願っているんだ。だけど共有できないなら、彼に同賞を与えたい」
キャリア5年目を過ごす26歳のハレルは今シーズン、63試合中61試合にベンチから出場し、平均18.6得点、7.1リバウンド、フィールドゴール成功率58.0%と、ウィリアムズに引けを取らないほどの成績を残しました。
ウィリアムズとハレルは、コート内で非常に深い繋がりを持っています。
今シーズン、クリッパーズの選手の中で最も一緒に出場している時間が長かったデュオはウィリアムズとハレルの1,388分で、これは2番目に長いデュオ(ハレルとジャマイカル・グリーン)を400分以上も上回っています。
もちろん両者の相性も抜群で、ウィリアムズとハレルが出場している時のクリッパーズのネット・レーティング(100ポゼッションあたりの平均得失点差)は+5.3ポイントでした。
今年の賞レースは3月のシーズン中断前までの成績が考慮されるため、ウィリアムズとハレルの両者がシックスマン賞の有力候補であることは明らかでしょう。
なお、ウィリアムズが今シーズンのシックスマン賞を受賞した場合、史上初の4度目の受賞と、3年連続受賞を達成することになります。
【投票】
- モントレズ・ハレル 60%, 35 票35 票 60%35 票 - 60%
- ルー・ウィリアムズ 40%, 23 票23 票 40%23 票 - 40%