ダラス・マーベリックスがロサンゼルス・クリッパーズのセンターであるモントレズ・ハレルの獲得に関心を抱いていると、『Sports Illustrated』のマイク・フィッシャー記者が伝えています。
今年のオフシーズンにフリーエージェントを迎える26歳のハレルは、今季のレギュラーシーズンの63試合(平均27.8分)で平均18.6得点、7.1リバウンド、フィールドゴール成功率58.0%を記録し、自身初のシックスマン賞を受賞しました。
しかし、7月末のシーズン再開後は祖母の死もあったことで調子を取り戻すことに苦労し、プレイオフでは平均10.5得点、2.9リバウンドと本来の力を発揮できずにカンファレンス準決勝でシーズンを終えることになりました。
プレイオフで多少なりともハレルの市場価値が下がったのは、マーベリックスにとってハレルの獲得のチャンスが高まることを意味します。
また、ハレルはチームメイトのポール・ジョージと争っていたことが伝えられたため、このオフシーズンの彼の動きは注目を集めています。
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ポール・ジョージとチームメイトの間に亀裂か
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マーベリックスには既にクリスタプス・ポルジンギスやマキシ・クリーバー、ボバン・マリヤノビッチといった質の高いビッグマンが揃っているため、ハレルが多くの負担や責任を負うことをあまり好んでいない場合は、彼にとって魅力的な移籍先となるでしょう。
今季のマーベリックスはルカ・ドンチッチとポルジンギスを中心に43勝32敗を記録し、2015-16シーズン以来のプレイオフ進出を果たすなど大きく飛躍したシーズンを過ごしました。
来季はさらなる飛躍も期待されていることから、ここにリーグ最高のシックスマンが加わるのは、かなり心強い補強となるはずです。