レブロン・ジェームズはリーグ最高の選手の一人として君臨し続けていますが、キャリアを通じて複数回の移籍があったことや、政治的な面も積極的に発信していることから、スポーツで最も評価が二極化する選手でもあります。
ジェームズがこれまでにバスケットボールで成し遂げてきたことを否定するのは誰にもできませんが、彼ほど偉大な選手であれば、彼を否定する”アンチ”が多く存在するのも事実でしょう。
あるNBAファンの一人は最近、ジェームズを否定する”アンチ”が居ることについて「信じられない」という意見をツイッター上で投稿しました。
人々はレブロンを見下すのが好きなんだよ。一世代に一人のアスリートが居る中で、人々は彼が持つものではなく、彼の持たないものを探しているということが私には信じられない。
そして、これに反応したのがポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードでした。
リラードはファンのツイートを引用し、「(アンチが居ることは)本当に狂っている」と投稿しました。
Shit really crazy tho. https://t.co/RjG3JKZzET
— Damian Lillard (@Dame_Lillard) October 2, 2020
ジェームズを否定するという点において有名なのは、彼が”史上最高の選手”であるかどうかという議論です。
彼はその議論のために、特にマイケル・ジョーダンと比較されてきました。
ここで史上最高の選手について議論することはありませんが、少なくともジェームズを否定する立場の人々は、彼に足りないものの一つとして優勝回数を挙げるでしょう。
ジョーダンは6回の優勝を経験しているのに対し、ジェームズはこれまで3回の優勝を経験しています。
しかし、ジェームズにチャンスが残っているのも事実です。
ロサンゼルス・レイカーズでプレイするジェームズは、今季に自身4回目の優勝を成し遂げるチャンスがあり、まだ衰えすら見せていません。
仮にジェームズが最終的に6回の優勝を経験してキャリアを終えたとすれば、彼は12回のNBAファイナル進出を果たしたことになり、それはジョーダンが経験したNBAファイナルの倍の回数にも及びます。
当然、ジョーダンの伝説を支持し続ける人々も存在するとはいえ、ジェームズが6回の優勝に並んだ時には、史上最高の選手がジェームズであるという主張は今以上に説得力を持つようになるでしょう。
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レブロン・ジェームズ「自分のキャリアの現段階において、コート上で不可能なことは何も無い」
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