2020年のNBA王者はロサンゼルス・レイカーズ!

考察

2020年のオフシーズンに注目したい4つの動き

4ヶ月以上に及ぶ中断を余儀なくされた前代未聞の2019-20シーズンは、ロサンゼルス・レイカーズが10年ぶり17回目の優勝を飾ることで幕を閉じました。

しかし、一つの物語がゴールラインを超えるということは、次の物語がスタートラインに並ぶことを意味します。

つまり、我々は2020年のオフシーズンに焦点を当てなければならないということです。

レイカーズは2年前のオフシーズンにレブロン・ジェームズを獲得し、1年前のオフシーズンにアンソニー・デイビスを獲得しました。

優勝を成し遂げるために必要な鍵の一つはオフシーズンに存在するため、どのチームもドラフトやフリーエージェント、トレードといった補強に全力を尽くすのは当然のことです。

そして、既に興味深い話題もいくつかあります。

ここでは、そんな2020年のオフシーズンに注目したい4つの動きをピックアップしてみましょう。

ヤニス・アデトクンボの決断

今季、2年連続シーズンMVPと最優秀守備選手賞のダブル受賞を果たしたミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、2020年のオフシーズンにスーパーマックス契約を結ぶ資格を持っています。

彼がスーパーマックス契約を結んで、バックスと共に歩む数年間を保証するのか、それとも契約を結ぶことなく2021年のオフシーズンにフリーエージェントとなるのかは、リーグ全体の関心事でもあります。

バックスは2年連続でリーグ最高勝率を記録しながら、昨年はカンファレンス決勝で、今年はカンファレンス準決勝で姿を消すことになりました。

これらの結果が、アデトクンボをどれだけガッカリさせたかは分かりません。

少なくとも言えるのは、アデトクンボがチームにトレードを要求しないと明言したことと、バックスはアデトクンボがスーパーマックス契約を拒否したとしても、彼をトレードするつもりはないと固く決意しているということです。

もしアデトクンボがスーパーマックス契約になかなかサインしない場合、多くのチームは彼を獲得するためのキャップスペースを2021年のオフシーズンに確保しておくため、2020年のオフシーズンに目立った補強を行わない可能性があります。

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クリッパーズの方針

昨年のオフシーズンにファイナルMVPのカワイ・レナードと、スーパースターのポール・ジョージを獲得したクリッパーズでしたが、今季の彼らは優勝候補と期待されながらも、プレイオフではカンファレンス準決勝でデンバー・ナゲッツに3勝1敗から逆転負けを喫しました。

明らかな失敗に終わった今、クリッパーズは勝てるチームを作り直さなければなりません。

彼らが特に着手すべき部分は、主に2つあります。

1つ目は、7年間に渡ってチームを率いてきたドック・リバースHC(ヘッドコーチ)がシーズン終了後に退任したため、新たな指揮官を探さなければならないということです。

順当に考えれば、2016年にクリーブランド・キャバリアーズでヘッドコーチとして優勝を経験したタロン・ルーAC(アシスタントコーチ)かもしれませんが、彼は他球団からの関心も引いているため、必ずしもクリッパーズのヘッドコーチに昇格するとは限りません。

ただ、彼らにはレナードとジョージを指揮できる優秀な指揮官が必要なことも事実です。

2つ目は、モントレズ・ハレルのフリーエージェントです。

ハレルは今季のシックスマン賞を受賞しましたが、プレイオフではジョージと言い争ったことも報道されているため、彼がチームを去る可能性は低くありません。

クリッパーズは彼を引き留めようと全力を尽くすのでしょうか?

それとも、彼に代わる新たな選手を獲得しようとするのでしょうか?

2017年のオフシーズンにクリス・ポールをサイン&トレードで放出したことが指し示すように、クリッパーズの首脳陣は変化を恐れてはいないはずです。

重要なのは、どういった形にチームを練り直すのか――ということでしょう。

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ビクター・オラディポの動向

2度のオールスター出場経験を持つインディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポが、今年のオフシーズンにトレードを要求しているという噂が広まって以来、彼の動向は常に注目され続けています。

しかし、今年1月に右ひざ大腿四頭筋の大怪我から復帰した後、以前のパフォーマンスを取り戻すことに苦労していたことを考えると、今のオラディポに選手としてどれだけの価値があるのか、どれだけの回復を期待できるのか――といった疑問は多く残っています。

オラディポはあと1年間の契約を残していますが、ペイサーズが彼の残留に期待できないと確信した場合、彼をトレードの資産とするのは理にかなっています。

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ウォリアーズの全体2位指名権とトレードエクセプション

昨年まで5年連続NBAファイナル進出を果たしていたゴールデンステート・ウォリアーズが、今季はリーグ最低勝率を記録し、今年のドラフトの全体2位指名権を保持しているのは、あまりにも異様な光景です。

彼らは有望な選手を獲得しても、あるいは別の選手を獲得するために指名権のグレードダウンを図ったとしても、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンらが健康である限り、来季は再び優勝争いの戦場に帰ってくるでしょう。

ウォリアーズが持つもう一つの強力な武器は、昨年のトレードで放出したアンドレ・イグダーラのトレードエクセプションで、これは1720万ドルの価値を持っています。

つまり、彼らは全体2位指名権という魅力的な資産と、様々な選手のサラリーに対応できるトレードエクセプションを保持していることによって、優秀なロールプレイヤーを獲得する機会もあるのです。

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