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ロケッツのダリル・モーリーGMが退任、揺れる今後のチームスタイル

ヒューストン・ロケッツのダリル・モーリーGM(ゼネラルマネージャー)が退任したことを、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えました。

モーリーは2019年に5年間の契約延長を結びましたが、ウォジナロウスキー記者によれば、チームが今年のプレイオフのカンファレンス準決勝で敗退した後、モーリーは退任についてオーナーのティルマン・ファティータと話し合ったとされています。

モーリーの後任は、ロケッツのバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのラファエル・ストーンが、昇進という形で引き継ぐことになります。

リック・アデルマンやヤオ・ミン、トレイシー・マグレディらが主力を担っていた2007年にロケッツのゼネラルマネージャーに就任したモーリーは、これまでの13年間で10回のプレイオフ進出と、2回のカンファレンス決勝進出を果たしました。

『ESPN』によれば、同期間でのレギュラーシーズンの勝率はリーグ2位でした。

在任中に優勝こそ叶わなかったモーリーですが、ロケッツがこれほどの好成績を残せるチームに発展したのは彼の功績でもあります。

モーリーは過去10年間でジェームス・ハーデンをトレードで獲得したり、自身の分析力を用いてロケッツの試合のペースを押し上げ、3ポイントシュートを多投するチームスタイルを確立させました。

したがって、モーリーがチームを去るということは、ロケッツが今後のチームの在り方を考えさせられることを意味します。

The Athletic』のケリー・イコ記者によれば、ストーンGMはロケッツのアイデンティティである”スモールラインナップ”の強さを信じていますが、一般的なセンターの選手が居ない中で1年間を戦い抜くことを考えているかどうかは分かりません。

ストーンGMがすぐに大きな動きを見せることは想像しづらいものの、リーグのエグゼクティブの一人は、ロケッツのスターであるラッセル・ウェストブルックがトレードされる可能性について指摘しました。

「彼らが(ジェームス)ハーデンとラスを共存させるとは思えない。ラスはチームの最高の選手である時に真価を発揮し、ハーデンはボールを支配するガードよりも、彼の周囲に立つアウトサイドシューターを必要としている。そのため、ラスがトレードされると思う」

New York Post

ストーンGMによるオフシーズンの補強によっては、今後のロケッツのチームスタイルを確立することにも繋がるため、今後の彼らの動きには目が離せないでしょう。

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