ニューヨーク・ニックスの若きセンターであるミッチェル・ロビンソンは、昨季にフィールドゴール成功率で74.2%を記録し、それまでウィルト・チェンバレン(72.7%)が保持していた単一シーズンにおけるフィールドゴール成功率の歴代記録を塗り替えました。
ただ、リム周辺ではリーグで最も脅威となる選手の一人となったロビンソンですが、彼の脅威はとどまるところを知らないようです。
『Empire Sports Media』によれば、ニューヨークに拠点を置いて活動しているNBAとNCAAのスキルトレーナーのデイビッド・ゼノンは、このオフシーズンにロビンソンがシューティングの改善に力を入れていることを明かしました。
「彼は3ポイントシュートとミッドレンジを改善している。シュートタッチは良い感じだ。ファンは彼のシュートの感触が良いことに驚くだろうね。ショットで自信を付けるのは彼にとって最も重要なことだ」
Empire Sports Media
Boy oh boy. Lol and yes, Mitch worked on some other stuff smh. pic.twitter.com/aAmgypnB05
— David Zenon (@DavidZenon1) June 10, 2020
22歳のロビンソンの成長には、今年7月末にニックスの指揮官に就任したトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)も期待を寄せています。
「昨季の彼はリムに大きなプレッシャーをかけた。彼は素晴らしいアスリートさ。だが、我々は彼に限界を与えたくはない。彼のあらゆる部分に働きかけて、成長させていきたいと思っている」
Empire Sports Media
ロビンソンはフィールドゴール成功率で歴史的な偉業を達成しましたが、シーズン全体を振り返ってみると、ファウルトラブルや一貫性の無い出場時間に苦労していたようにも思えます。
しかし、シボドーHCの指揮下であれば、おそらくロビンソンは今以上に自身を証明する機会を与えられるでしょう。
シボドーHCは過去にもビッグマンの才能を開花させてきた実績を持っています。
シカゴ・ブルズでは、ジョアキム・ノアがエネルギッシュなロールプレイヤーから最優秀守備選手賞を受賞するまで成長し、ミネソタ・ティンバーウルブズでは、カール・アンソニー・タウンズがオールスターに選出されるまでに成長しました。
そのため、ゼノンはロビンソンがシボドーHCの指揮下で成長できることを信じています。
「ミッチは彼らよりも運動能力に長けている。多くのことができるし、多くの部分をカバーすることもできる。シボドーHCは彼にもう少しオフェンスの自由を与えてくれるだろうし、ミッチもその期待に応えてくれると、私は確信しているよ」
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