昨季ロサンゼルス・レイカーズでキャリア初の優勝を経験し、このオフシーズンにフィラデルフィア・76ersとミニマム契約を結んだドワイト・ハワードは、新たなチームメイトとなった若きスターのベン・シモンズの才能を絶賛しています。
『Bucks County Courier Times』のトム・モア記者によれば、ハワードはシモンズの印象について次のように語りました。
「自分はベン・シモンズが若いレブロン(ジェームズ)であると数年前から言ってきた。彼のプレイスタイルや利己的な姿勢が大好きなんだ。彼には史上最も偉大な選手の一人になる機会がある」
Bucks County Courier Times
実際、シモンズはリーグ屈指のビジョンとフィニッシュ力を兼ね備えているため、ルーキーイヤーからレブロン・ジェームズと比較されてきました。
とはいえ、ジェームズとは大きく異なる部分として、シモンズはアウトサイドシュートを欠点としています。彼が3年間のキャリアで決めた3ポイントシュートは、昨季のわずか2本のみです。シモンズがアウトサイドシュートを実用性のあるレベルまで高めることができれば、彼はいっそうジェームズのようにフロアを支配する選手へと近づけるはずです。上手くいけば、76ersが切実に望んでいる優勝も果たせる時は来るでしょう。
昨季、シモンズは左膝の手術のためにプレイオフに出場することができず、76ersは1回戦でボストン・セルティックスに4連敗を喫してシーズンを終えることになりました。その後、チームはブレット・ブラウンHC(ヘッドコーチ)を解任し、2008年にセルティックスを優勝に導いた経験を持つドック・リバースHCを新たに迎え入れました。
ハワードは優勝の味を知る選手として、彼らを支えていくことになります。
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