このオフシーズンにシカゴ・ブルズからアトランタ・ホークスに移籍した26歳のガードのクリス・ダンは、新天地でどのように貢献するべきか考えているようです。『Atlanta Journal-Constitution』のサラー・スペンサー記者によれば、ダンはディフェンス面に焦点を当てていることを語りました。
「基本的には昨年のブルズでやっていたように、エナジーとがむしゃらなメンタリティーをもたらす。”教える”とは言わないけど、皆を全く新しいレベルと基準に引き上げるんだ。このチームには既に素晴らしいディフェンダーも何人か居るからね。彼らに必要なのはモチベーションや、彼らの力になって居場所を作ることができる選手だと思う」
Atlanta Journal-Constitution
ホークスと2年1,000万ドルで契約を結んだダンは、昨季にブルズで51試合(平均24.9分)に出場し、平均7.3得点、3.6リバウンド、3.4アシスト、2.0スティールを記録しました。オフェンス面では改善の余地があるものの、ディフェンス面ではリーグで優れたペリメーターディフェンダーの一人として評価を上げてきました。昨季リーグ28位に終わったホークスのディフェンシブ・レーティング(100ポゼッションあたりの失点)が、彼の加入によってどのように変化するかは注目したいところです。
ホークスはまた、このオフシーズンにダン以外にもダニーロ・ガリナリやボグダン・ボグダノビッチ、ラジョン・ロンドといった他球団の興味を引くロールプレイヤーを何人も獲得しています。昨季は20勝47敗でイースタン・カンファレンス14位に終わったものの、来季のホークスはプレイオフ争いに参戦することが期待されています。
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2020年のオフシーズンにおける各チームの動きを評価【サウスイースト編】