ゴールデンステイト・ウォリアーズのファンは今年のドラフトで全体2位指名を受けたメンフィス大のセンター、ジェームズ・ワイズマンのパフォーマンスを楽しみにしていますが、それが見られるのは12月22日(日本時間23日)のブルックリン・ネッツとの2020‐21シーズン開幕戦までお預けかもしれません。ウォリアーズの主力選手の一人であるドレイモンド・グリーンも同様です。
『ESPN』のニック・フリーデル記者によると、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、ワイズマンとグリーンがプレシーズンに行われる2試合(デンバー・ナゲッツ戦、サクラメント・キングス戦)のどちらにも「出場する可能性は低い」と語りました。彼らはトレーニングキャンプに参加していない唯一の2人の選手であることが報じられています。『NBA.com』によると、ウォリアーズのボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネージャー)は、チーム内で2人の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表しました。彼らが陽性反応者であった場合、リーグの安全衛生プロトコルによって数日間のチーム練習に参加できなくなります。
カーHCは選手の健康に慎重を期しているため、ワイズマンとグリーンを欠場させる方針であると語りました。
「全員がプレイできなかったことや、トレーニングキャンプの期間が短いことを考慮して、慎重かつ賢明に行動する必要がある。どちらの選手もすぐにNBAの試合に出場させるわけにはいかない」
ESPN
ワイズマンはメンフィス大で3試合に出場した後に大学を中退しているため、2019年11月12日以来一度も試合に出場していません。グリーンもシーズンを通じて様々な怪我に悩まされて欠場を繰り返しており、最後の出場したのは2020年2月27日の試合でした。ウォリアーズもバブル(隔離環境)での2019‐20シーズン再開に含まれておらず、3月11日を最後に試合を行っていません。
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