ゴールデンステイト・ウォリアーズのスターであるステフィン・カリーは、12月12日(日本時間13日)に行われたデンバー・ナゲッツとのプレシーズン初戦で完全な復帰を果たしました。昨季、カリーは左手の骨折で大半の試合を欠場し、回復後もコンディションの懸念から1試合の出場でシーズンを終えていました。
この日の試合はカリーの最高のパフォーマンスを見られたわけではなかったものの、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は試合後、カリーがコートに立っていることに安心を感じていたことを明かしました。
「彼が出場している瞬間を見ることはいつだって素晴らしい。フィジカル面の状態は本当に良いように見える。それが一番重要なこと。彼はオフシーズンにハードに練習していたし、調子も良い。タイミングとリズムの問題は残っているが、喜ばしい光景であることは間違いない」
ESPN
ウォリアーズは最終的に107‐105で勝利を収めましたが、カリーは21分間の出場でフィールドゴール10本中3本成功の10得点と、本来のパフォーマンスからは少しかけ離れているようでした。主力として期待されているアンドリュー・ウィギンスとケリー・ウーブレイJr.も、主にアウトサイドシュートに苦戦していました。一方、このオフシーズンにウォリアーズと契約を結んだベテランのケント・ベイズモアは、18分の出場で13得点、5リバウンドを記録し、チームの勝利に貢献しました。
このオフシーズンにクレイ・トンプソンがアキレス腱断裂の大怪我を負って2020‐21シーズンの全休を余儀なくされたことは、競争力を取り戻そうとしていたウォリアーズにとって大きな打撃でした。しかし、2度のシーズンMVP経験を持つカリーがコートに立っているだけで、ウォリアーズが決して油断できないチームとなることは事実です。今後のウェスタン・カンファレンス王者の地位に返り咲くため、カリーは再びウォリアーズのオフェンスの最前線でプレイを続けることになります。
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ウォリアーズとステフィン・カリーが契約延長について話し合い