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ジェームズ・ハーデンの努力に対する批判をロケッツ指揮官が一蹴「私が求めていることを全てやってくれた」

ヒューストン・ロケッツのスター、ジェームズ・ハーデンは最近の試合でシューティングに苦戦しています。彼は直近の3試合で平均17.0得点、3ポイントシュート成功率 28.0%を記録しました。これは毎年のようにMVP級のパフォーマンスを見せる彼とはかけ離れた成績です。

オフシーズン中のチームへのトレードの要求も相まって、ハーデンの献身的な努力やチームに対するコミットメントを批判したり、懸念する者もいます。しかし、1月8日(日本時間9日)のオーランド・マジック戦に132-90で大勝した後、ロケッツのスティーブン・サイラスHC(ヘッドコーチ)はハーデンの努力に対する批判を一蹴しました。

「ジェームズの努力のレベルは素晴らしかった。彼は私が求めていることを全てやってくれた。誰かがハードにプレイしていないと指摘しても、それは私が見たプレイではないから答えられないね。彼はオンボールでも、オフボールでもしっかりとプレイしていた。ディフェンスもやっていた。努力が欠如しているようには見えない」

確かにハーデンのシューティングには不安があるものの、いくつかの汲み取るべき事情もあります。

第一に、ハーデンは1月2日(同3日)のサンアントニオ・スパーズ戦を足首の怪我で欠場しており、その後に得点力の低下した3試合を戦っています。第二に、シューティングの不調は今回が初めてというわけではありません。例えば、2020年1月には9試合で平均24.8得点、フィールドゴール成功率 34.1%、3ポイントシュート成功率 23.1%を記録しました。しかし、2019-20シーズン全体の成績を振り返ってみるとどうでしょうか?平均34.3得点を記録しており、フィールドゴール成功率 44.4%、3ポイントシュート成功率 35.5%という成績が得点力のインパクトを薄めているとは思えないでしょう。今季のハーデンのシューティングの不調が見られたのは3試合であり、むしろ怪我の影響でシュートタッチにズレが生じている可能性も考慮すべきです。

また、ハーデンはこの3試合でアシストの山を築いています。先述した2020年1月の9試合では平均5.7アシストだったのに対し、直近3試合では平均11.7アシストを記録しました。本来のスコアラーという役割が機能していなくても、彼はファシリテーターとしてチームの勝利に貢献しているのです。

したがって、直近3試合のハーデンの得点力不足は現時点で些細な問題に過ぎず、努力の欠如を指摘することが正しいとは言えません。ある分野において不調だったとき、別の分野で活躍を残すことができる理由は、ハーデンがNBAを代表するスター選手の一人であり、チームを勝利に導こうとする姿勢を見せているためです。

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