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欠場を拒んでまでウィザーズに尽くしていたブラッドリー・ビール

欠場することで選手に休息を与えるのは、全てのファンが受け入られるものではないものの、間違った判断でもありません。

特にレギュラーシーズンの最終週ともなれば、結果が見えていない場合を除き、選手は長いプレイオフを戦うために備えたいと思ったり、意味のない試合で怪我をしたくないと思うでしょう。

しかし、ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールは、そのような考えを持たない選手の一人のようです。

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先日、『Sports Illustrated』のポッドキャストに出演したウィザーズのスコット・ブルックスHCは、ウィザーズがプレイオフ争いから外れた後、ビールに欠場を提案したことを明かしました。

「私は、”ブラッド、君が過去数年間で、もたらしてくれた全てのことに感謝するよ。そして、今年はプレイオフに出られない。最後の数週間はリラックスして、休んでみるか?”と聞いたんだ。すると彼は、”僕はこのチームのリーダーであり、それを毎晩することで契約を結んでいる”と言った。彼が2年連続で全ての試合に出場したのは、彼がそうしたかったからなんだ。

4~5年前、ビールは手首の手術を経験し、20試合以上を欠場するシーズンもありました。

しかし、ここ最近のビールは健康状態を維持しており、今では2年連続フル出場を果たし、その前のシーズンでもわずか5試合しか欠場していません。

彼は、休むことを嫌う選手なのです。

とはいえ、ウィザーズにしろ、他のチームにしろ、もしチームがプレイオフへ出場する場合は、シーズン中に彼を休ませたほうが賢明でしょう。

それから、ウィザーズはビールに対し、3年1億1,100万ドルの契約延長を提示しましたが、彼が健康状態を維持できる自信があるならば、延長を見送るのも一つの手です。

もし、2019-20シーズンにビールがオールNBAチームに選出された場合、彼はウィザーズと2億5,000万ドルにも及ぶ契約延長を受け取ることも出来ます。

当然、ビールが自らの意思でフル出場を希望するのであれば、それを否定することはしません。

しかし、それは怪我のリスクを高め、得られたはずの大きなものを失うことにも繋がりかねないだけに、不安視してしまうでしょう。

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