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ジョージア州の経済活動再開に不安のジェイレン・ブラウン

新型コロナウイルスの影響で世界中が経済活動を自粛する動きが増えていますが、ボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウンの故郷でもあるジョージア州は、早くも今週から一部の活動を再開させる計画が立っています。

そしてブラウンは、そうしたジョージア州の先頭を切るような動きを懸念しています。



ブラウンは『CNN』のクリスティーナ・マクファーレン記者とのインタビューの中で、ジョージア州が経済活動を再開させるために部分的に検疫を撤廃するという、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事の計画について語りました。

「ジョージア州には家族が居て、最初に社会復帰する友人が居ることに不安を感じている。ジョージア州が経済活動のモルモットになって立ち直ってほしいとは思わない。僕たちのコミュニティ、家族、ネイバーフッドが影響を受けている」

多くの人々が自分の身を守ろうと必死になっている中で、なぜ他人の状態にも注意を払っているのか――ブラウンはその理由について「義務を感じている」と言います。

「僕はコミュニティから来た人間だ。アスリートとなってある程度の経済力を身につけ、社会的に動きやすくなったとしても、僕の始まりは低い地位だったんだ」

ブラウンはまた、アメリカでも医療資源が不足しており、それによって有色人種が最も苦しんでいると言いました。

公衆衛生当局はそうした事実や、ジョージア州のように早い段階から経済活動を再開させることの危険性を認識しているものの、政府がその多くを見逃していることにブラウンは警鐘を鳴らしています。

「トランプ大統領や政府関係者を見ていると、全員が同じ考えを持っているようには思えない。それでは不安とパニックが増すだけだ。僕たちは同じスタンスで団結すべき。これは政治のシミュレーションゲームではないんだ」

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