NBAのシーズンが再開されるフロリダ州では新型コロナウイルス感染者が急増しているため、シーズン再開を懸念する声も少なくありません。
しかし、トロント・ラプターズは本拠地ではなく、フロリダ州フォートマイヤーズに位置するフロリダ・ガルフコースト大でシーズン再開に向けて練習を行っており、パスカル・シアカムは新型コロナウイルス対策に努めるリーグやチームを信頼しています。
『The Canadian Press』のローリー・ユーイング記者によれば、シアカムはフロリダ州で隔離されている状況について次のように語りました。
「確かにフロリダは感染者が非常に多い州の一つだけど、確実に僕たちが隔離されていることからも分かるように、チームは素晴らしい仕事をしている。もちろん症例が増えるのは怖いけど、チームが手を尽くしてくれると信じているし、リーグも安全を確保するために全力を尽くすだろう」
同様に、ラプターズのニック・ナース・ヘッドコーチも最近、『ESPN』のティム・ボンテンプス記者とのインタビューで「本当に安全だと感じている」と語っています。
また、チームメイトのOG・アヌノビーは、シーズン再開直後こそ戸惑いがあるかもしれないものの、徐々に慣れていくだろうと語りました。
「皆が同じ経験をしているから、状況に応じて調整していくことになると思う。最初は落ち着かないかもしれないけど、すぐに対処しなければいけない問題であることは理解している。やってみれば分かっていくだろう」
46勝18敗でイースタン・カンファレンス2位を記録しているディフェンディングチャンピオンのラプターズは、8月1日(日本時間2日)のロサンゼルス・レイカーズ戦からシーズンを再開させる予定となっています。