8月1日(日本時間2日)のフィラデルフィア・76ers対インディアナ・ペイサーズ戦で、ペイサーズを127-121の勝利に導いたのは、キャリア最高の53得点を記録したTJ・ウォーレンでした。
ウォーレンは6年間のキャリアで40得点以上を記録したことも無かったものの、9本の3ポイントシュート成功や、第4クォーターだけで19得点など、素晴らしい爆発力を見せました。
https://www.youtube.com/watch?v=XG5tg7WOpwI
『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者によれば、チームメイトはウォーレンの印象的なパフォーマンスにそれほど驚いていないようです。
ペイサーズのアーロン・ホリデーは、ウォーレンのキャリア初の50得点超えについて次のようにコメントしました。
「TJ・ウォーレンが点取り屋であることは知っているから、驚くことではないね」
ただ、ビクター・オラディポは「彼はAAU時代からキャリアを通じてスコアラー」と語りつつも、滅多に見られないパフォーマンスを称賛しました。
「彼がチームの一員であるのは素晴らしいこと。皆も喜んでいた。こんなことは滅多に起こらないから衝撃的だったよ」
この日の試合によって、ウォーレンは1試合で2ポイントシュートと3ポイントシュートをそれぞれ9本以上決めた史上5人目の選手となりました(他はジェームズ・ハーデンが4回、デイミアン・リラードが2回、コービー・ブライアントとステフィン・カリーが1回)。
また、レジー・ミラー、ジャーメイン・オニール、ビリー・ナイトに次いで、50得点以上を記録したペイサーズ史上4人目の選手にもなっています。
主力のマルコム・ブログドンとドマンタス・サボニスを欠いていた中で、イースタン・カンファレンスのタフな競争相手である76ersを破ったのは非常に大きなことでしょう。
その要因となったウォーレンは、試合後に次のように語っています。
「どこにいても、多くのバスケットボールをしてきた。僕はバスケットボール選手として生まれてきたんだから、自分のプレイをして、アグレッシブにやっているだけ。
環境なんて関係ない。毎試合、不安と緊張を感じているけど、ワクワクもしている。今夜は特別な夜の一つだった」
この日の勝利により、イースト5位のペイサーズは同6位の76ersを1.0ゲーム差でリードしました。
ペイサーズの次戦は、8月3日(同4日)のワシントン・ウィザーズ戦が予定されています。