NBA選手会は、2020-21シーズンの開幕を12月22日(日本時間23日)に設定し、レギュラーシーズンの試合数を72試合にする案を暫定的に承認したことを、木曜日に発表しました。
詳細についてはまだ交渉中ですが、選手会が12月22日の開幕を受け入れることによって、差し迫ったフリーエージェントやトレーニングキャンプの日程の決定に向けて大きく前進できることが期待できます。
12月22日の開幕はリーグ側の提案であり、当初は、前例の無いオーランドでのバブル(隔離環境)で戦って疲弊した選手から反対の声が多くありました。
従来のオフシーズンは約4ヶ月あるのに対し、今年のプレイオフでNBAファイナルやカンファレンス決勝に進出したチームは2~3ヶ月間の休息しか得られないことを考えると、選手がより多くの休息を求めるのは当然のことでしょう。
しかし、来季の開幕を12月22日に設定する計画の下では、2021-22シーズンを従来の10月から翌年6月までの日程に戻すことができるだけでなく、新型コロナウイルスの脅威が収まっていない中でも、可能な限り多くの収益が保証されることになります。
また、リーグと選手会の間で残っている重要な交渉の一つとして、昨季にリーグは財政面で大きな打撃を受けたことから、来季の選手の給与をどれだけ削減するかという問題があります。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、選手の給与を複数のシーズンに分けて削減することが予想されているため、選手が1シーズンで大きな打撃を受けることはないだろうと報じています。
オフシーズンの補強を左右する2020-21シーズンのサラリーキャップに関しては、2019-20シーズンと同様の1億914万ドルが適用されることが予想されています。
『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によると、2020-21シーズン以降のサラリーキャップと贅沢税の閾値は最低でも年間2%の増加を計画しているようですが、これは近年の基準と比較すれば軽い方です。
2018-19シーズンから2019-20シーズンでは、サラリーキャップや贅沢税の閾値は7%増となりました。
”最低でも”という表現は、従来の増加数に戻ることが期待できるという意味でもあるでしょう。
ただし、2021-22シーズンに予測されていた1億2,500万ドルのサラリーキャップは、今となっては夢のような数値です。
おそらく、2020-21シーズンの当初の予測値であった1億1,500万ドルのサラリーキャップが、2021-22シーズンのサラリーキャップになると考えた方が妥当です。
現時点で禁止されているトレードに関しては、11月18日(同19日)に開催されるNBAドラフトの前に解禁される予定となっています。
また、フリーエージェントの開始日はまだ決まっていませんが、現在は11月20日に開始される見込みとなっています。
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