右ふくらはぎの負傷により戦線離脱を余儀なくされているゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントですが、チームの発表によると5月29日(日本時間30日)から始まるNBAファイナル第1戦での復帰の可能性は低いようです。
ウォリアーズのスティーブ・カーHCは木曜日の練習後、次のようにコメントしました。
「彼はシリーズのどこかで戻ってくることになるだろうね。それが我々の見解だ。まだ、明確なことは分からない。漠然としているから、(デュラントが)やっていることを続け、ベストになることを願いたいね。」
カーHCやウォリアーズの選手たちは、3連覇にデュラントが必要不可欠であると主張しましたが、どちらにせよ一週間後にはミルウォーキー・バックスか、トロント・ラプターズとの試合の準備を整えなければなりません。
カーHCは、次のように語りました。
「彼の反応次第だ。ここまでのプロセスで、プレイできると言えた日は一度も無かった。進み続けるしかないね。」
ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、デュラントの有無に関わらず、強力なラインナップを維持できることに自信を持っています。
「ケビンが居ない時も、同じ考えを持ち続けなくちゃいけない。アグレッシブであり続け、ペースを上げ続けるんだ。簡単なことではないだろうね。それでも、僕たちは誰もが自信を持っている集団なんだ。勝てる気がするよ。」
左大腿四頭筋の断裂で離脱中のデマーカス・カズンズも、NBAファイナル第1戦の復帰は未定のようです。
しかし先日、カズンズが離脱後に初となる全体練習に参加したのは、チームにとっての朗報だと言えるでしょう。
当初、カーHCはカズンズが今季中に復帰することは「ありそうにない」と言いましたが、現時点でチームは、シリーズのどこかでカズンズが復帰できることを信じています。
カズンズは、次のように語りました。
「良い感じだよ。かなり良くなってきている。コートを行ったり来たりできるんだ。少しだけ競争的なバスケットボールをすることができるよ。良いところにきてるね。」
問題なのは、カズンズがあまりにも多くの時間を怪我に費やしてしまったことにより、試合への復帰の調整にも時間がかかるということです。
カーHCは、こう語りました。
「デマーカスは良い感じだ。彼は全体練習を終えたからね。彼にもう痛みは無いよ。今はコンディションや、ショット、5on5といったことだね。」
一方で、ふくらはぎの怪我でカンファレンス決勝を欠場したアンドレ・イグダーラですが、木曜日の練習こそ休んだものの、カーHCはNBAファイナル第1戦で復帰できると明かしました。
ウォリアーズは、イースタン・カンファレンス決勝の勝者を待ちわびている状態です。
カーHCは、次のように語りました。
「シリーズの優勝が決まるまで、どちらのチームにも準備できない。我々自身の準備をしておくだけだ。対戦相手が決まったら、そこで仕事を始めるよ。」