ゴールデンステイト・ウォリアーズのケボン・ルーニーは、NBAファイナル第2戦で右胸の第1肋軟骨骨折と診断されましたが、彼がこのシリーズに戻る可能性は失われていないようです。
木曜日、ウォリアーズのスティーブ・カーHCはルーニーについて、次のように語りました。
「我々は情報を集めている。セカンドオピニオンのようなものだ。まだ情報を集めているから、(復帰させるか)決めかねているね。」
2日前、カーHCがルーニーの今季限りの復帰は不可能だと語っていたことを考えると、これは大きな進展だと言えるでしょう。
「長期的な問題にはならない。しかし、シリーズの残りは彼を欠場させるつもりだよ。もちろん、我々にとっては大きな打撃だね。」
「彼は、とても素晴らしいシーズンや、とても素晴らしいポストシーズンを過ごした。幸いにも、彼の将来に影響する怪我ではないけど、我々にとって大きな損失だ。」
現在、NBAの負傷者リストでルーニーは”questionable(不確か)”とされているため、復帰の可能性は十分に考えられます。
第3戦で、ウォリアーズのデマーカス・カズンズがピックアンドロールのディフェンスで苦戦していたことを考えると、やはりルーニーの存在は限られた時間であっても、ウォリアーズの助けとなることは間違いありません。
トロント・ラプターズのニック・ナースHCもまた、ルーニーを「本当に優れたディフェンシブ・プレイヤー」と評価しています。
第4戦でクレイ・トンプソンが戻る予定であり、ケビン・デュラントは欠場することが伝えられています。
しかし、デュラントがシリーズ中のどこかで復帰できることを考えると、ルーニーの復帰の可能性は、ウォリアーズを元の戦力に戻せる朗報だと言えるでしょう。