『New York Times』のマーク・ステイン氏は、ロサンゼルス・レイカーズは6月20日(日本時間21日)に行われるNBAドラフトで、ニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスをトレードで獲得すべく、ロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、及び2019年の全体4位指名権を差し出すオファーをしたと伝えました。
しかし、ペリカンズが求めているのは別の選手かもしれません。
『Los Angeles Times』のTania Ganguli氏とブラッド・ターナー氏によれば、ペリカンズはデイビスのトレードで、レイカーズのカイル・クーズマを含ませたいと考えているものの、レイカーズがそれを躊躇っているようです。
23歳のクーズマはレイカーズの中でも評価が高く、今年のドラフトの抽選ではチームの代表として出たほか、チームメイトのレブロン・ジェームズとも良好な関係を築いています。
もし、レイカーズがレブロン、デイビス、クーズマを残すことが出来れば、彼らは3つのポジションで得点やスイッチができる多種多様なフロントコートを形成できるでしょう。
一方で、ボールやイングラムは将来的なポテンシャルはあるものの、ボールを持っていた方が機能するため、レブロンと共存するには難しいという見方があります。
また、イングラムは3月に深部静脈血栓症により、無期限離脱を余儀なくされました。
『Los Angeles Times』のTania Ganguli氏とブラッド・ターナー氏によれば、ペリカンズはデイビスのトレードで、レイカーズのカイル・クーズマを含ませたいと考えているものの、レイカーズがそれを躊躇っているようです。
現時点で、ペリカンズはレイカーズのトレード案に納得していません。
そしてこのトレードは、2011年にカーメロ・アンソニーがニューヨーク・ニックスへトレードされた感覚と、少しだけ似ていると言えるのではないでしょうか。
両チームの争点は、レイカーズが若い選手を何人放出するか…ということであるからです。