『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏とボビー・マークス氏によれば、アンソニー・デイビスを獲得したロサンゼルス・レイカーズは、大物フリーエージェントを獲得できるキャップスペースを確保するため、複数人の選手をトレードしようと考えているようです。
ウォジナロウスキー氏はこの選手について、モリッツ・ヴァグナー、ジェメリオ・ジョーンズ、アイザック・ボンガの3人を挙げており、彼らの来季のサラリーは合計で約490万ドルとなっています。
レイカーズとニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスを含むトレードは合意されたものの、7月6日まで正式に行われることはなく、レイカーズのキャップスペースは2,370万ドルにしかなりません。
ウォジナロウスキー氏とマークス氏は、レイカーズがどのようにして経済的な柔軟性を見出すのかについて、もう少し詳しく付け加えました。
リーグの情報筋は、レイカーズは木曜日のドラフトでも、2巡目指名権の獲得を積極的に狙っていると『ESPN』の語った。これらの指名権は、レイカーズに2つの重要なものを与えるだろう。安価な選手を獲得できることと、ミニマム契約でサラリーキャップを超過できることだ。
Lakers are aggressively pursuing the purchase of second-round picks in Thursday's NBA Draft too, league sources tell ESPN. Those picks will offer two important things for LA: acquisition of inexpensive labor and ability to exceed the salary cap with those minimum contracts. https://t.co/19s9qn8Lbm
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) June 19, 2019
(大物フリーエージェントを獲得する)シナリオの下では、デイビスに400万ドルのトレードボーナスを破棄してもらう必要があるだろう。トレードしてくれるチームがある場合、レイカーズは7月6日に3,250万ドルのキャップスペースで1人か複数人の選手とサインし、同じ日にAD(アンソニー・デイビス)のトレードをすることができる。
Under this scenario, Davis would need to waive all of his $4M trade bonus to make the money work. If there is a taker(s), LAL could sign 1 or multiple players with $32.5M in room on 7/6 and still make the AD trade on the same day. As of now, Los Angels will have $23.8M in room. https://t.co/uGcfasjGFo
— Bobby Marks (@BobbyMarks42) June 19, 2019
ただ、ヴァグナー、ジョーンズ、ボンガのいずれにも大きな価値が無いことは、レイカーズにとって非常に難しいことかもしれません。
有望な若手選手のほとんどをペリカンズに放出した今、残った彼らだけを欲しいと考えるチームがいるでしょうか?
7月6日はチームが正式にフリーエージェントと契約ができる重要な日であるため、レイカーズはその日までにトレードでキャップスペースを空ける必要があります。
何が何でも3人目のスター選手の獲得に間に合わせたいのであれば、レイカーズはカイル・クーズマのトレードについて真剣に考える必要があるかもしれません。