ニューオーリンズ・ペリカンズの新人、ザイオン・ウィリアムソンの影響力は留まるところを知りません。
ウィリアムソンは2月11日(日本時間12日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で、デビュー9戦目にして初の30得点超えとなる31得点を記録し、チームの快勝(138-117)に貢献しました。
『AP』のブレット・マーテル氏によれば、試合後にウィリアムソンはにっこりと笑って、愛想の良い様子でこう語っています。
「影響を与えようと思っているけど、これほどのことをするつもりでもない。チームメイトやコーチが僕を常に後押ししてくれているんだ。大きな期待は抱いているけど、夢と現実の境界線を見つけようとしているだけ。チームメイトが僕を見つければ、それはそれで良いし、そうでなければ別のプレイをする必要がある。リバウンドを取ったり、ディフェンスをしたりね」
ウィリアムソンは6フィート6インチ(約198cm)と285ポンド(129kg)の強さに加えて、クイックネス、垂直方向への爆発力を生かして、ブレイザーズのディフェンダーを圧倒しました。
相手にとってウィリアムソンは、強すぎるか、速すぎるか、もしくはその両方であり、彼が記録した9本のリバウンドのうち6本がオフェンスリバウンドであったことも、それを物語っていると言えるでしょう。
ブレイザーズのカーメロ・アンソニーは、ウィリアムソンについて「自分が見てきた選手の中で誰とも似ていない」とコメントしています。
ペリカンズのジョシュ・ハートも、「こんなに早い段階から、彼が優れているのを見るのは少し怖い」と言いました。
健康を維持さえしていれば、ウィリアムソンの影響力はチームメイトの予想さえも超えていくようです。
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