『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者は先日、サンアントニオ・スパーズのデマー・デローザンが6月下旬までに契約延長を結ばなかった場合、来シーズンの2,770万ドルのプレイヤーオプションを破棄してフリーエージェントになると伝えました。
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これに加えて『CNBC Sports』のジャバリ・ヤング記者は、デローザンがスパーズに”不満”を抱いていると報告しています。
しかし、デローザンは自身がスパーズに不満を持っているという噂を、Twitterで一蹴するようなツイートをしました。
こんな馬鹿げたことを思いつくのは誰だ?
Who comes up with this shit?
— DeMar DeRozan (@DeMar_DeRozan) March 14, 2020
ただ、たとえデローザンがプレイヤーオプションを行使して契約の最終年をスパーズで過ごすことを決めたとしても、彼が来シーズンをスパーズで終えることができる保証はありません。
デローザンが4度のオールスター出場経験を誇るベテランで市場価値があることもそうですが、2020-21シーズンのサラリーキャップも低下すると予測されていることから、スパーズが彼をトレードしてキャップに柔軟性を持たせる可能性もあります。
そしてここで興味深いのは、スパーズがデローザンをトレードすることに決めた場合、少なくとも一つの潜在的な候補があるということです。
ヤング記者はトレード先の候補について、マイアミ・ヒートを挙げました。
「トレード期限の間、マイアミがデローザンの獲得をプッシュしていると聞いた。彼はジミー・バトラーと仲が良いんだ」
今シーズン、デローザンは61試合で平均22.2得点、5.6リバウンド、5.6アシストのほか、フィールドゴール成功率でもキャリア最高の52.6%を記録しています。
デローザンはスパーズで個人的な成功を収めてきたものの、チームとしては長期的な成功を収めていると言い切れないため、デローザンの契約延長やトレードの話題は、今後も注目していきたいところでしょう。
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