新型コロナウイルスが、別の意味でユタ・ジャズに危機感を募らせている可能性があります。
ジャズのルディ・ゴベアに新型コロナウイルスの陽性反応が出る1日前、ゴベアがチームメイトや彼らの持ち物に対して無頓着な行動をしていたことについて、チームメイトのドノバン・ミッチェルが不満を抱いていると、『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者、サム・アミック記者、トニー・ジョーンズ記者が伝えました。
『The Athletic』によれば、ジャズはミッチェルとゴベアの関係を修復しようと試みており、ゴベアからミッチェルへ感染したのか、もしくはその逆か、あるいは両者が別のところから感染したのかを判断することはできないと、ミッチェルを説得しているようです。
しかし、ミッチェルはゴベアとの関係修復に消極的であり、ある関係者は「修復不可能」とまで伝えています。
ジャズは時間が状況を改善してくれるという希望を持っており、チームメイトのジョー・イングルズも同様に、関係が戻ることを信じていると語りました。
「このチームは絶対にうまくいくと確信している。僕は(『Good Morning America』に出演した時の)ドノバンの反応を聞いた。その一部は、ドノバンやルディが不満を持っているかどうかを整理するためだったと思う。だけど、トレーニングに戻り、シーズンが再開すれば、今まで通りのチームになることは間違いない。チームはきっと大丈夫さ。ケミストリーは問題ない」
『The Athletic』によれば、ジャズは2月25日に行われたチームミーティングの時点で、新型コロナウイルスへの危険性について議論していたようです。
確かにそれを考えれば、ゴベアが3月9日の記者会見で軽率にマイクなどに触れたことについて、ミッチェルが怒りを覚えるのは無理もないことでしょう。
幸いにもシーズンが中断されているため、ミッチェルとゴベアがコートに立つまでに問題を解決できる時間は十分にあります。
ジャズを最近のプレイオフの常連へと変えた中核の関係悪化は、誰も望んでいません。
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