ワシントン・ウィザーズはオーランドでプレイオフに進出する機会を与えられましたが、彼らにとって重要なスター選手はまだプレイの準備が整っていないようです。
『The Athletic』のフレッド・カッツ記者によれば、ビールはシーズン再開後にプレイするかどうかの決断を下しておらず、オーランドで生活が制限されることについて懸念を抱いていることを明かしました。
「これは簡単に決められることではない。皆が懸念していることだ。僕たちには制限されることがたくさんある」
Bradley Beal on the bubble in Orlando: "It’s not a walk in the park, and that’s what guys are concerned about. … There’s a lot of shit that we can’t do."
— Fred Katz (@FredKatz) July 1, 2020
ビールはプレイをする方向で準備を進めているものの、もしプレイしないことを選択した場合でも、それは全米で行われている社会問題への抗議運動とは何の関係もないことを主張しています。
「僕たちは新型コロナウイルスの影響でシーズンを中断することになったが、社会問題で中断されることはなかった。僕たちはバスケットボールをプレイすることで、(社会問題への)意識を高められると感じている。(抗議運動の)妨げになると感じる人もいるようだけど、僕はそう思わない」
Bradley Beal: “We stopped playing basketball because of COVID. We didn’t stop because of social injustice. And I feel like we still can raise awareness by playing basketball…But I get it from both sides of those who think it’s a distraction. I don’t think it is."
— Fred Katz (@FredKatz) July 1, 2020
先日、ダービス・ベルターンスが怪我の懸念によってシーズン再開を辞退したため、既にウィザーズは重要な戦力を欠いています。
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これに加えて今シーズン平均30.5得点を記録しているビールが離脱することは、ウィザーズに最大の打撃を与えると言っても過言ではないでしょう。
ただ、現在イースタン・カンファレンス9位のウィザーズは同8位のオーランド・マジックと5.5ゲーム差で離れているため、ビールが居たとしてもウィザーズのプレイオフ進出は簡単な目標ではありません。