NBAは金曜日の理事会で、2020-21シーズンの開幕について12月22日(日本時間23日)を目標とし、レギュラーシーズンを72試合制にする方針であることを各チームの代表に伝えたと、『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者が報じています。
理事会はまた、ファンの観戦を妨げている健康上の制限が解除される前に、シーズンを開幕させることについても議論したと、『ESPN』のブライアン・ウィンドホルスト記者とザック・ロウ記者が報じました。
これらの計画は、今年9月にNBAコミッショナーのアダム・シルバーが”ホームアリーナのファンの目の前で、全82試合を完了させることが目標である”と語ったものとは対照的なものです。
つい先日には、NBAが2020-21シーズンの開幕について1月18日(同19日)のキング牧師記念日を目標としているという報道もありました。
しかし、金曜日に行われた理事会によって、それまで議論に挙げられていた12月下旬に来季を開幕させる可能性を再燃させたとされています。
来季を12月22日(同23日)に開幕させ、レギュラーシーズンを72試合制するという計画の下では、選手は7月から8月にかけて開催される予定の東京五輪に出場でき、さらに2021-22シーズンを従来の10月の開幕に戻すことが可能になります。
シャラニア記者によれば、NBAが今年のオーランドのバブル内で試行したプレイオフの第8シードを決定する”プレイイン・トーナメント”を、来季も導入することについても議論したとされています。
ただしウィンドホルスト記者とロウ記者によれば、複数のチームは12月下旬に来季を開幕させることを非現実的と考えているようです。
また、NBAは来季の日程をまとめる前に、来季のサラリーキャップを含む団体交渉協定(CBA)の調整を行い、リーグと選手会で双方の合意を得る必要があります。
ウィンドホルスト記者とロウ記者は、リーグと選手会の交渉が現時点で生産的であると報じています。