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一部のスターを含む選手たちが、NBAの来季を1月18日に開幕させることを希望か

一部のスターを含む多くのNBA選手たちが、2020-21シーズンの開幕を1月18日(日本時間19日)に延期させることを望んでいると、『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者が報じています。

ヘインズ記者によれば、選手たちはフリーエージェントの開始を12月1日に変更することも要求しているようです。

当初、来季の開幕は1月18日を目標としていることが報じられましたが、リーグは最近の理事会で、12月22日に来季を開幕させることを目指しており、レギュラーシーズンを72試合制にする方針であることを各チームに通達したとされています。

来季の開幕を12月22日とした場合、1月18日の開幕と比較してリーグの収益は5億ドルもの差が出ると予想されているため、リーグが開幕を早めたいと考えるのは不思議なことではありません。

しかし、『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によれば、選手会のミシェル・ロバーツ事務局長は、来季の開幕を12月22日にすることに対する選手たちの反応が「非常に否定的」であったことを明かしています。

リーグと選手会は、どちらか一方が団体交渉協定の終了を通知する期限を金曜日に設定していますが、ロバーツ事務局長は決断を急がないことを語りました。

「我々は関係者にデータを要求し、それを受け取っており、可能な限り迅速な対案の作成に取り組んでいます。金曜日までに結論が出るとは思っていません。金曜日を延期不可能な締め切りとは思っていませんし、そうするつもりもありません」

The Athletic

ロバーツ事務局長が言うように、双方は金曜日の期限を延長することで交渉を続けることが可能です。

12月22日に来季を開幕させるということは、今年のプレイオフでNBAファイナルまで進出したロサンゼルス・レイカーズや、マイアミ・ヒートの選手たちに、2ヶ月強しか休息期間が無いことを意味します。

トレーニングキャンプの開始日によっては、その休息がさらに2~3週間も短縮される可能性があるでしょう。

そのためレイカーズのベテランガードであるダニー・グリーンは、12月に来季を開幕させる場合、35歳にしてフランチャイズを優勝に導いたレブロン・ジェームズが最初の1ヶ月を欠場する可能性があることを示唆しました。

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ロバーツ事務局長は、リーグが開幕を遅らせることを望まない根本的な理由が、収益面にあると踏んでいます。

「現状、選手たちはシーズンを終えてから1ヶ月強でトレーニングキャンプに戻ることを求められています。予想される収益の損失が、(リーグの)提案の基礎を大きく形成していると思っています」

The Athletic

11月18日(同19日)のドラフト以降の日程が一切決まっていないため、悠長に決断を下している時間が無いのは確かですが、双方で意見が対立していることを考えると、決断まではもう少しの時間を必要としそうです。

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