ロケッツがジェームズ・ハーデンの残留を諦め、大規模なトレードを検討か

ヒューストン・ロケッツのスーパースターであるジェームズ・ハーデンがブルックリン・ネッツへの移籍を望んでいると報じられて以降、チームは彼の説得に全力を尽くしてきました。しかし、今ではスーパースターとの将来を諦める決心がついたのかもしれません。

『ESPN』のティム・マクマホン記者はブライアン・ウィンドホルスト記者のポッドキャスト『Brian Windhorst & The Hoop Collective』に出演した際、ハーデンの説得が不可能であることをロケッツが理解したと指摘しました。

「彼らの野心や目標、希望は、もはやジェームズ・ハーデンとの関係を修復することではない」

Brian Windhorst & The Hoop Collective

しかし、ハーデンが希望するネッツへ移籍できるかどうかは別の問題です。なぜなら、ロケッツはハーデンをトレードすることで得られる見返りに焦点を当てているためです。

マクマホン記者は、将来的にフランチャイズを担うことができるような若い選手や、先日のドリュー・ホリデーのトレードでニューオーリンズ・ペリカンズが獲得したような資産をロケッツが望んでいると付け加えました。ペリカンズはミルウォーキー・バックスにホリデーを放出する代わりに、3つのドラフト1巡目指名権と2つのドラフト交換権を獲得しています。そのような資産を持つチームであれば、ネッツ以外でもロケッツがトレードに応じる可能性は十分にあるでしょう。トレードの最終的な決定権を持つのは、ハーデンではなくロケッツの首脳陣であることを忘れてはなりません。

マクマホン記者はまた、同様にトレードを要求していることが報じられているラッセル・ウェストブルックについて、彼がトレード市場であまり関心を持たれていないことを指摘しました。彼の莫大な残り3年間の契約は、多くのチームにとって足かせとなる可能性が高いためです。ワシントン・ウィザーズはウェストブルックの獲得を本気で狙っている数少ないチームの一つだと言われていますが、ロケッツは彼と一緒に来季をスタートさせ、健康であることを示し、市場での価値が高まることを期待していると、マクマホン記者は付け加えています。

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