レブロン・ジェームズやヤニス・アデトクンボ、ジェームズ・ハーデン、ディアロン・フォックスといった一部の選手たちは、少ない休息の時間が奪われることや、新型コロナウイルスの懸念があることで、今年のオールスター開催に疑問の声を上げています。しかしアトランタ・ホークスの若きスター、トレイ・ヤングの考え方は少し異なります。
『Atlanta Journal-Constitution』のサラー・K・スペンサー記者によれば、ヤングは今年のオールスターがアトランタで開催されることから、自身が飛行機に乗って移動する必要がないため、2年連続となるオールスター出場を望んでいることを明かしました。ただ、ヤングはそれが個人的な意見であることを分かっているため、オールスター開催に反対する選手たちの主張にも理解を示しています。
「アトランタで開催されるからね。オールスターゲームが行われるなら出場したい。だけど、家族を持つ選手からの反発も理解している」
昨年10月中旬までNBAファイナルで戦っていたロサンゼルス・レイカーズやマイアミ・ヒートは、かつてないほど短縮されたオフシーズンを過ごした後、2020-21シーズンの戦いに戻らなければなりませんでした。そのためNBAファイナルの舞台で戦っていたジェームズは、今回のオールスターブレイクさえも十分な休息が得られないことについて、選手に対する「侮辱」と批判しました。
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レブロン・ジェームズ「今年のオールスターゲームには気力も興奮も無い」
一方、ヤングはオールスターゲームに出場する代わりに休息を失うことを気にしていません。
「僕はプレイしたい。もちろん、もう一晩休んでも問題はないだろうけど、自分が選ばれるならぜひとも出場したいよね」
ホークスとヤングは2020-21シーズン再開後にプレイしていなかったことで長期の休息が得ており、戦い続けていたジェームズとは全く異なる立場であるため、必ずしもどちらかの主張が正しいというわけではありません。
ただ少なくとも、ヤングがオールスター出場を果たすことができれば、間違いなく彼はその舞台を楽しむでしょう。先週発表されたファン投票の第1回途中経過では、ヤングはイースタン・カンファレンスのバックコート部門で6位にランクインしていました。
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グレイソン・アレンの悪質なプレイにトレイ・ヤングが訴え「こんなことはやめてくれ」
The first EAST returns for #NBAAllStar 2021!
— #NBAAllStar (@NBAAllStar) February 4, 2021
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