ポートランド・トレイルブレイザーズのセンターであるユスフ・ヌルキッチが、3月15日(日本時間16日)のヒューストン・ロケッツ戦で復帰すると、『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者が伝えています。
ヌルキッチは昨年の3月25日に行われたブルックリン・ネッツ戦で左脛骨と腓骨の複雑骨折を負い、約1年間の離脱を余儀なくされていました。
ヘインズ記者によれば、ヌルキッチは復帰について次のようにコメントしています。
「チームのプレイオフ進出を手助けする準備は整っている。時は来た。
身体的には問題ない。最近はふくらはぎの肉離れがあったけど、それは普通の怪我に過ぎない。復帰することに疑いは無かったけど、自分が100%の状態になっていることを確認しなければならなかったんだ。(3月15日の復帰が)待ち遠しいよ」
昨シーズンのヌルキッチは平均15.6得点、10.4リバウンド、フィールドゴール成功率50.8%を記録し、チームのプレイオフ進出に大きく貢献しました。
一方で今シーズンのブレイザーズは、8位のメンフィス・グリズリーズを3.5ゲーム差で追っており、ヌルキッチの力を必要としています。
ヌルキッチは、昨年の夏に加入した同じセンターのハッサン・ホワイトサイドと一緒にプレイすることについて、次のように語りました。
「今後の計画は分からないけど、僕はどうしたらこのチームがプレイオフに進出できるかを考えている。チームのために試合に出る時間を犠牲にして、スタッツには表れない小さなことをして、プレイオフのために試合に出るだけだ。僕たちにはチャンスがある。チャンスがあるなら、掴みに行かなければならない」
またヌルキッチは、チームやファンからの揺るぎないサポートのおかげで、復帰するまでの長い道のりを耐えることができたと感謝しました。
[kanren postid="17905"]「怪我をした日、ファンや選手たちが連絡してきてくれたことに感動した。みんなに感謝しているよ。この過程を通じて、ファンや街が素晴らしいものであると感じた。彼らは、僕がチームのために最善を尽くすことを理解してくれている。彼らが僕にしてくれたことを、僕は絶対に忘れないよ」