2018-19シーズンにニューオリンズ・ペリカンズでトレードを要求していたアンソニー・デイビスは、最終的に2019年6月にロサンゼルス・レイカーズへトレードされました。
しかし、当時のデイビスの頭の中には、ニューヨーク・ニックスと長期的に契約を結ぶという考えもあったようです。
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水曜日の朝、『WFAN』の「Boomer and Gio」に出演したデイビスは、希望のトレード先のリストにニックスを最後まで残していたことを明かしました。
「当時はすべてのチームがリストに載っていたから、それを切っていったんだ。彼ら(ニックス)は、最後に切ったチームの一つだったよ。特にニューヨークでプレイしたいと思い、非常に興味を持っていることだった。歴史的なフランチャイズに、僕も間違いなく名を刻めると思ったからね」
しかし、それを叶わないものとしたのはデイビスの意思決定ではなく、ニックスの意思決定でした。
『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト氏によれば、ニックスはデイビスを獲得すれば、長期的な再建の計画が台無しになってしまうと考えていました。
ニックスの球団社長であるスティーブ・ミルズ氏と、ゼネラルマネージャーであるスコット・ペリー氏いわく、その長期的な計画というものは「ドラフトで選手を獲得し、それらの選手がスターに成長する」というもののようです。
デイビスは2020年の夏、プレイヤーオプションを破棄することによってフリーエージェントとなることができます。
彼がニックスに移籍したいという考えをまだ持っているのか、それともレイカーズに残りたいと考えているのか、あるいはその他のチームに心を動かされるか――それが訪れる時を見ておきましょう。
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