ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、2019-20シーズンのMVPを受賞することが発表されました。
アデトクンボは昨季に引き続いてMVPを受賞することになり、2年連続MVP受賞は2015年、2016年のステフィン・カリー以来史上11人目の快挙となります。
また、今季のアデトクンボは最優秀守備選手賞も受賞しており、MVPと最優秀守備選手賞の同時受賞は、マイケル・ジョーダン、アキーム・オラジュワンに次いで史上3人目となっています。
今季のアデトクンボは、3月11日にシーズンが中断されるまでに57試合(平均30.9分)に出場し、平均29.6得点、13.7リバウンド、5.8アシスト、フィールドゴール成功率54.7%を記録しました。
昨季と比較すると1試合あたりの平均出場時間が2分近く減少しているにも関わらず、得点とリバウンドの成績が伸びているのは驚くべきことです。
また、アデトクンボが所属するバックスは、シーズンが中断された時点でリーグ最高勝率の53勝12敗(.815)を記録しており、途中まではシーズン70勝も目指せるペースで勝ち星を重ねていました。
近年ではMVPに限らず様々な賞でチームの成績も考慮されているため、今季のバックスの成績は昨年と同様に、アデトクンボにとって大きなアドバンテージの一つとなったでしょう。
今季のMVP受賞により、アデトクンボは2022年のオフシーズンにもスーパーマックス契約を結べる資格を得ました。
バックスは今年中にアデトクンボとスーパーマックス契約で契約延長を結ぶことを望んでいますが、彼は自身の将来の決断についてより柔軟性を持つことができるようになります。